この夏、知っておきたい!! 脾・胃・心・小腸の“つぼケア”
蒸し暑く、なんだか身体も重だるい今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
気温が高く夏真っ盛りといった状況の中では、暑邪によるダメージを受けやすい心・小腸【血脈・精神系・泌精別濁を司る臓腑】のケアが大切です。
また、湿度も高いこの時期、そして冷たい食べ物や飲み物を暴飲暴食しがちな毎日、湿邪によるダメージを受けやすい脾・胃【消化器系を司る臓腑】のケアも大切です。
食養生については過去に投稿している夏(梅雨も含め)の薬膳項目を参照していただけると嬉しいです。
今回は、食養生と合わせて取り入れていただきたい、この時期おすすめの”つぼケア”をご紹介したいと思います。
親指や人差し指を使って、心地の良い強さで押しましょう。
(今回ご紹介のつぼは、左右にそれぞれあります。)
【 足三里 】
ひざ小僧下の外側のくぼみから三寸(手の親指以外の指4本分)下に位置します。
胃の経絡上にあるつぼで、食欲不振など、胃腸のケアにおすすめです。
また、膝の痛みやむくみ、足の疲れなどにも効果的。

【 三陰交 】
足の内くるぶしから三寸(手の親指以外の指4本分)上、骨の際に位置し、脾の経絡上にあるつぼで、生理中の体調不良や生理不順、PMS、冷え性などの緩和におすすめです。
足の三陰経【足の太陰脾経・足の少陰腎経・足の厥陰肝経】の交わる箇所であることが、 三陰交と呼ばれる所以です。

【 神門 】
手首の内側、しわの上、小指側のくぼみに位置し、心の経絡上にあるつぼで、血流を改善、不眠、イライラ、ストレス緩和にもおすすめです。

【 聴宮 】
小腸の経絡上にあるつぼで、耳の穴の前側にある突起部分の顔側に、上から耳門・聴宮・聴会とあるつぼの真ん中に位置し、難聴・耳鳴り・中耳炎・歯痛・むくみなどの緩和におすすめです。
※耳門は三焦経のつぼで、聴宮と同様の効果が期待できます。
※聴会は胆経のつぼで、聴宮・耳門と同様の効果が期待できます。
※小顔効果も期待できるため美容にもおすすめ(●>ω<●)。♦♡

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