秋の食養生を深堀り
2023年5月24日に本ブログ『薬膳のとりこ』がスタートし、あっという間に1年半が経とうとしています。ご愛読いただいている皆さま、心から感謝しています。
この1年半を振り返ってみると、「秋の食養生」と「肺」に関する記事に、多くの方々が興味を持ってくださっているようです。
秋は乾燥の季節であり、燥邪が肺や大腸に影響を及ぼすことから、呼吸器系や免疫系のトラブルが増える時期でもあります。秋に属する臓である肺が皮膚や鼻を司っているため、秋の乾燥で肺を傷めると、肌や鼻の不調に繋がってしまいます。
そんな秋を元気に過ごしていただくために、秋の食養生を深掘りしてお届けします!!ぜひ、前回の記事と合わせてお読みいただけますと幸いです。
秋は乾燥の季節。秋の邪気である燥邪が身体に侵入すると、肺を傷め、咳や喘息などの呼吸器系のトラブルや、大腸にも影響し、便秘や下痢等の原因にもなり、免疫力にも関わってきます。
五行説において秋に属する臓は肺、腑は大腸であり、肺と大腸は経絡上で表裏の関係にあります。
(手の太陰肺経・手の陽明大腸経)
そのため、肺と大腸は互いに影響しやすい関係にあるのです。
秋の臓である肺は鼻に開竅し、肺の液体は鼻水です。 鼻水によって潤いを保ち、異物の侵入を防ぎ、体を守っています。 肺を傷めると鼻・のど 等、呼吸器系に影響がでます。
肺は皮毛(皮膚とうぶ毛)を司り、秋の燥邪が侵入すると皮膚の乾燥やかゆみ等のトラブルに繋がります。
秋の色は白です。 肺を傷めると乾燥して顔色が悪く、白くなります。また、米や豆腐・豆乳・牛乳・梨・白きくらげ・ 白胡麻・松の実 等の白色の食材は肺を潤し養う作用があります。
秋には大根・生姜・ 葱等の辛い味を使って気・血・津液のめぐりを良くし、肺の機能である 『宣発と粛降』 を補いましょう。
※発散や発汗は少なくし、潤すことが大切です
秋の感情は「悲しい」です。 悲しみすぎると肺を傷め、肺の機能を低下させます。明るい気持ちに切り替えて、元気に過ごしましょう‼︎




